03.10.10 草の根19号発行のお知らせ

昨日、草の根19号発行いたしました。移転記念号ですが記念品や特別なサ−ビスがあるわけではございません。薄く粗末な草の根冊子ですが沢山作りましたのでご希望の方無料で送付いたします。


03.9.24 古本たちのお引越し

まる三ヶ月かかった引越しもようやく完了しました。まだ本の整理や内装やこまごま色々やらなければならないこともあるのですが、数日前より草の根19号の作成をはじめました月末完成予定です。
しかしいくら涼しい夏とはいえ大変な引越しでした、ああしんどかった。


03.7.13 山崎書店移転のお知らせ

 何かの縁か、呼ばれるように引越しが決まりました。伏見から五坪のこの店に越してきて二十年程たちました。すっかりおじさんになりこれから夏の引越しに少々不安がありますが、とにかくがんばらにゃ。
 8月初旬まで元田中で営業いたします、八月中頃に本たちの民族大移動になります。八月三十一日が、開店予定日です。
岡崎公園の美術館のすぐ傍ですのでお帰りにお立ち寄りください。

移転先:左京区岡崎円勝寺町91-18

誠に勝手乍ら7月20日〜7月30日の期間 夏休みとさせていただきます。


03.3.27 草の根17号発行のお知らせ

 十年程前に販売致しました美術工芸品のような本を、先頃買い戻し何冊か掲載致しました。(特選新着図書に写真版と共に掲載致しております。)
 良い本は愛書家に大切にされそして次の愛書家へ・・。
歴史は繰返すと云います。しかし決して繰返してはいけない歴史もありますが、・・


03.2.3 なんとか一年

試験的に運用しております書庫の検索もなんとか一年たちました。
これからは、より日々の仕事と密着したものにして行きたいと考えております。不都合などございますが、二年目も御利用頂けますようお願いいたします。キーワード検索と写真が掲載されている書籍のみ検索の二つを追加いたしました。


02.12.2 再びカタログに見る展覽会ヤット発行

先日ヤット発行できてほっとする間も無く、間違いを色々発見し訂正を掲載いたします。トホホ!やはり校正は第三者に見てもらう方がいいですね。


02.9.24 京の「回り」

 先日、久しぶりに西陣界隈をバイクで走っていると豆腐屋さんの行商の自転車に出会った。
我が家にも少し前までは、近所の豆腐屋のおじいさんが、毎日ラッパを鳴らし美味しい豆腐や納豆を売りに来ていたが最近やめてしまい残念だった。
何故かむしょうに懐かしく、暫くの間自転車に引かれる小さなリヤカーをボーと眺めてしまった。
 かつて京都の古書業界にもこのような行商が、盛んに行われた時代があった。
「回り」と云うこの販売は、京都の出版社と図案家や問屋等を結ぶパイプの役割をしたが、昭和二十九年に八寶堂の近藤富三郎氏が組織した日本染織美術書協会が、設立した事により益々盛んになったようだ。
もともと風呂敷を担いで得意先を回ったそうだが、美術書は重たいし大変かさばるのでやはり足は、自転車、カブ、実用バイクが中心である。
 図案関係の出版物の発行日には出版社の前に「回り」の業者が集結し積めるだけ本を積んで各自の得意先の工房や会社へと競って京都中を販売したようだ。
昭和四十年〜昭和六十年頃が、西陣も全盛期で十八の書店、四十名弱の「回り」業者が活躍したそうだ。
光琳社の日本の文様など飛ぶように売れたと聞いた事がある。
取次ぎを介さず出版社から即顧客へ配達され、支払いは'五十払い'となる。全く信用取り引きで益々売れ、次々出版された。
「回り」は、小さな京都の町に丁度良く、自転車バイクは小回りが効き、顧客との雑談は市場調査であり同時に集金ができる、なんとすばらしい。
西陣と美術書の全盛時代の商いの良い(しくみ)である。より詳しい事は、「回り」をしている組合員の今後の記事を楽しみにしたい。
 そういえば、組合の近所でもんぺ姿に大八車を引き回し、花を売るおばさんを見かけるが、今度出会ったら花を買って商売の話しを聞こう、などと密かに考えている。
(京都古書時報より こんな時代もありました!)

只今弊店次号のカタログ作成中です。十一月中旬に発行予定ですが・・・


02.8.19 豊年祭と草の根16号発行のお知らせ

暑中お見舞い申し上げます。
 先日、少々早い夏休みを頂戴致しまして八重山諸島の西表島の干立(星立)へ行って参りました。
この時期、毎年行われる豊年祭を観るためです。
豊年祭は、米刈りが終わった七月下旬の吉日を選んで「プリヨイ」「アサヨイ」という儀式が行われます。
初日の「プリヨイ」は、御嶽にお願いしたかいあって、神のおかげで豊作を迎えられたことを感謝することです。翌日の「アサヨイ」は、翌年の豊作を祈願する儀式が行われます。その日、青年会の若者は稲藁で巨大な綱を二本作ります。祭りの最後の催しの大綱引きのためのものですが、都会で働いている若者もこの日は大汗かいて綱造りに従事するようです。青年会会長が絶対に切れないので思いっきり引っ張ってくださいと言っていたのが印象的でした。確かに太くて象が引っ張っても切れそうにない。
厳格なしきたりがあり進行しているのだろうな、とぼんやり眺めていたら「おい!おまえ手伝え」と怒鳴られ、大綱引きの準備を手伝うはめになりました。十人の男でも持ち上がらないような大綱を村の交差点で二本を繋ぎます、東西に別れ綱引きの開始です。どちらが勝っても翌年は豊年満作、無病息災となります。この大綱引きは村人以外でも参加できます。
自然の豊かな恵みに感謝し、翌年も豊かな恵みがいただけるようお願いする。
数百年前も現在も変わらない生活の原点がここにあるように思います。
(十月に行われる節祭(シチ)は国の重要無形文化財の指定を受けているようです。)
草の根16号発行いたしました、和紙関係と染めの本を色々入手しました。


02.5.21 草の根15号発行しました。

本の世界の激変に驚きつつも改めて粗悪なわら半紙の書物が、美しくかけがえのない宝物に思えてしまう今日この頃。

●昨日草の根15号を発行いたしました、
 B5版 74頁 2800冊 写真版多数掲載
 価格がかなり安くなりましたのでたくさんご購入頂けたらありがたい。
10部ほど残部ございますので御希望の方に送付いたします。
●書庫の検索システムでの不都合など改善いたしました。
 営業時間を少しずつ長くしておりますのでご覧ください。
●ホームページは大幅に更新します。


02.2.2 山崎書店「書庫システム」開館のお知らせ

昨年末図書を検索のできるシステムとして「カタログ検索」を開設致しておりましたが、2002/02/02日より検索と注文のできるシステムを試験運用いたします。暫くメンテナンスの時間を多めに設定いたしますが、もし実用化できそうなら本格的に開設したいと考えております。ご覧いただき不備な点ございましたら御指摘、御指導お願い致します。

場所:ホームページタイトルの下の/書庫のごあんない/からどうぞ 
開館時間: 平日 午前11時〜午後6時 (日曜祭日と木曜日休み)


01.11.13 特集京都画壇周辺記発行のお知らせ

ろうじの古本市も盛況のうちに終わり、ようやく弊店リスト38号を発行いたしました。発行部数が少ないので御希望の方はお早くどうぞ、只今ホームページの模様替を致しております、随時掲載いたしますが御見苦しい点お詫び申し上げます。